「日本一の公教育を目指すまち」という目標設定の背景
2018年9月、北海道胆振東部地震により甚大な被害を受けた安平町。
ー ピンチはチャンス ー
この言葉を体現するかのごとく、町の復興と未来への投資として教育に力を入れる改革が行われてきました。
人口約7,500人の小さな町だからこそ、一人ひとりの子どもに寄り添った教育が可能であること。
また、そうした特色ある教育を通じて町の魅力を高め、若い世代の定住促進にもつなげたいという思いが込められた改革は、町内で子育てをしている私たちにも明らかな変化として実感できるものとなっています。
全国から注目を集める幼保連携型認定子ども園、小中一貫の義務教育学校である「早来学園」、そして2019年に始動した社会教育事業の一端を担う「あびら教育プラン」。
子どもから大人まで、それぞれの世代やフェーズに合わせた教育環境の広がりを実感しています。
あびら教育の4つの軸
安平町の教育は次の4つの軸によって形成されています。
- 小中一貫義務教育学校
- 幼保連携型認定こども園
- あびら教育プラン
- 地域コミュニティ
現在進行形ですが、これまでこの4つの教育を受けてきた感想をまとめてみたいと思います。
小中一貫義務教育学校
現時点では、早来・遠浅地区の生徒が通う早来学園が小中一貫義務教育学校となっていますが、追分地区も将来的には同様の扱いになるようです。
実際に通っているわけではないので実際の教育事情はわかりませんが、施設の充実具合などを見ると魅力的な教育施設のように感じられます。
-
安平町義務教育学校(早来学園)の見学会に行ってきました
2023年(令和5年)4月に開校予定の安平町義務教育学校(早来学園)の見学会に行ってきました。 早来学園は、2018年(平成30年)9月6日の北海道胆振東部地震からの復興のシンボルとして建てられた学校 ...
続きを見る
幼保連携型認定こども園
幼稚園・保育所・子育て支援の3つが1つとなり、運営される「こども園」。
うちの子は、0歳から長年お世話になっていますが、安心して子どもを預けられるし、子ども達も楽しく通い続けています。
友達との集団生活だけでなく、家庭では体験できない様々な経験をさせていただき、子どもたちにとって良い学びの場となっています。
ちなみに、上記の写真はこども園で栽培、収穫された野菜。
収穫したての野菜を調理して美味しくいただいているそうで、おかげで野菜も食べられる子どもになってくれました。
あびら教育プラン
画像引用:安平町公式サイト
あびら教育プランは赤ちゃんから大人まで学べちゃいます^^
赤ちゃんから小学校低学年までは、遊びを通じて様々な体験や学びをし、成長するにつれて徐々に挑戦のレベルを上げていくように作られています。
うちの子はまだ遊育・あびらぼでの活動しか体験していませんが、これからの「挑戦・ワクワク」のステージでの学びを今から楽しみにしています。
ちなみに、私もABIRA Talksで挑戦する子どもや大人に刺激を受けています。
教室では学べないあびら教育プランでの貴重な学びについての詳細は、安平町の公式ページをご参照ください。
地域コミュニティ
子育て世代の地域コミュニティーもかなり充実しています。
子育ての知識が学べるセミナーや、親御さんたちとの交流の場、工作イベントなど、様々な活動があります。
子どもを預かってくれて、育児の疲れをとる時間も確保することもできたりします。
我が家の子育ては、最初の数ヶ月間は他の市町村で行ってましたが、安平町に移住してからその充実具合に驚いています。