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【雑感】安平町に移住を決めた理由とリアルな感想

【雑感】安平町に移住を決めた理由とリアルな感想

2014年、生後6ヶ月になる息子を連れて安平町に移住してきました。

ライトな田舎暮らしの憧れと、新たな暮らしへ憧れによる勢いで決めた移住ではありましたが、今となっては良い決断をしたと思っています。

安平町へ移住した話をすると、なぜ安平町を選んだのか、住んでみてどう感じるかと聞かれることが多いことに加え、このブログにも「安平町 移住」と検索されて訪問される方が増えてきたので、安平町に移住を決めた理由や、これまでの生活で感じることについて書いてみようと思います。

安平町を移住先の一つに検討されている方の参考になれば嬉しいです。

安平町追分に移住することを決めた理由

長男が生まれた当時は、隣町の千歳市のアパートで暮らしていました。

夜泣きの声やハイハイの足音など、気兼ねなく暮らせる戸建てに住みたいと思ったものの、千歳市の地価は高いうえに新興住宅地はどこもマンモス校になるほど子どもが多い状況。

子育てをする上で、「ゆとりがある環境でのびのびと過ごしたい」という漠然とした希望があったため、こうしたマンモス校になるような環境は必然的に選考から外れることに。

その時に知ったのが、千歳市から車で20分程度の距離の安平町。

調査のために出掛けた追分の自然の多さと静けさにすっかり一目惚れした私たちは、ほぼ即決のような形で移住を決めることとなりました。

移住後の暮らしのリアル

移住に限った話ではなく、想定と異なることが起こるのが現実です。

思ってたのと違ったこと、そもそも想定すらしなかったことなど、そんなことも起こるのね…といった出来事にも直面してきました。

もちろん、その反対に想像以上に良かった面や、想定外のメリットも。

移住後のリアルな生活の中で感じるメリットとデメリットについてまとめてみました。

感じるデメリット

現時点で感じる安平町への移住で感じるデメリットをまとめてみました。

働き口が少ない

移住した当時は千歳市の会社に勤めていましたが、その会社が閉鎖となり転職を余儀なくされました。

しかし、近隣地域にはそれほど多くの就職口がなく、最終的には片道1時間かけて通勤することに。若いうちなら問題なかったのかもしれませんが、アラフォーを迎えての再就職をする中で、地域での働き口の少なさは大きなデメリットだと感じました。

さらに詳しく

ただし、僕の感想はこれまで自分がやっていた事務職での感想。(しかも、土日祝休みで一定額以上の給料も求めていた上での希望)

大きな町と比べると求人は少ないですが、探しても見つからないことはないと思います。

安平町内や通勤圏内の周辺市町村の求人状況については、こちらの記事をご参照ください。

安平町に仕事はある?町内の産業と通勤圏内の市町村の求人状況

鉄道の本数の少なさ

安平町を走るJR室蘭線は、路線の存続が話題に挙がるような路線で、当然ながら1日の本数もわずか。

地元にも高校はあるものの、進学などを考えるのであれば隣町の苫小牧や千歳の高校を選ぶ割合が多く、列車の時刻に合わせて必要以上に早い時間帯で登校し、必要以上に遅い時間帯に帰宅するような生活となってしまいます。

路線が存続しているだけでもありがたい状況なのかもしれませんが、実際に高校へ通う子供たちのことを考えると、なかなか大変な状況にあると言えます。

居酒屋が少ない

これはくだらない話ですが、居酒屋が少ないので夜のお出掛けが好きな方にとっては厳しいかもしれません。

あっ、でも美味しい居酒屋はあるのでご安心を^^

移住して良かったと感じるメリット

様々なメリットを感じていますが、主なところでは次の5つが挙げられます。

地域の仲間に恵まれた

地域に住む方々を中心として「仲間」と呼べるような良縁に恵まれました。

私が子どもの頃くらいまでは感じられた、昭和感のある地元のコミュニティーをさらに深くしたような繋がりを築けたのは、想像を大きく超える喜びでした。

地域全体で子供たちを見守っているような感覚すら覚えるコミュニティーはかなり貴重だと感じます。

自然が豊富な住環境

夏にはクワガタが捕れるだけでなく、ホタルが飛んでいるのを見れるほどの自然が残されているのは大きな魅力です。

週末には札幌などの都会からたくさんの人が訪れるほどの環境がすぐそばにあるというには、最高に恵まれた環境と言えるでしょう。

混雑という概念がない

渋滞や大行列がない世界は快適です。

小学校の運動会の席取り、帰宅ラッシュ時の車の列、給料日前後のATM前の長蛇の列。

この町にはそんな混雑は存在しません^^

学年の隔てなく友達を作る子供たち

そもそも生徒が少ないというのも影響していると思いますが、他の学年の子たちとも仲良くする環境があるのが魅力的です。

もちろん、自学年の友達との繋がりの強さは強固なものがあります。

羨ましさを感じるほどのコミュニティーの強さを感じさせてくれます。

子育てしやすい制度・環境

私は安平町で子育てを始めたので、市町村による支援は安平町レベルが標準だと思ってました。

そのため、普通のことだと思っていたことが実はとても恵まれていたということを、他の地域で子育てをしている友達などを通じて気づくことがあります。

例えば、経済的な面から言うと児童館の利用料や子供の医療機関の料金がかからないこと。

そのほか、子育て支援センターのサポートの充実など、子育て世代にとってはありがたい制度が充実しています。

もちろん、保育園の待機児童問題もありませんし、子育てに関するシンポジウムなども活発に行われています。

2023年には先進的な学校施設として注目されている早来学園も完成し、教育面でも安平町は大きく注目される町となっています。

補足

安平町は、「日本一の公教育を目指すまち」として、様々な取り組みを行っています。

実際、どんな教育が行われているのか?については、こちらの記事で詳しくお伝えしています。

今後の発展に期待できる要素

ここからは私の勝手な想像ですが、今後は安平町のような環境を求めて移住してくる人が増えてくるように感じます。

スローライフという概念を求める層が増えているだけでなく、テレワークの広がりによって雇用面の問題もクリアになることも大きな要素となるはずです。

また、隣町の千歳市はラピダスの進出により千歳市だけではカバーしきれない人口増も見込まれています。

こうしたことから、近い将来には安平町がより発展していく可能性はかなり高いと感じています。

現在は人口が減少傾向にありますが、プラスに転じる日がくるのはそう遠くはないかもしれません。

 

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安平町の菜の花畑

安平町なび編集部

安平町に移住して10年目を迎える編集長と、町内で出会った移住者仲間による「あびらLOVEがあふれ出す」情報サイト。 安平町の魅力をパッション全開でお伝えしています!

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